雨後の筍

こわいお兄さんと思ったKAT-TUNに10年の時を経てハマり、ジャニーズ沼へ。中丸担。@kmnsi

赤西仁を見て泣いた日

10Ksライブの感想を、

と思ってたけど自分がとてもびっくりしたことだから先に書きたい。
10ksのビデオクリップ集をみて、赤西仁に泣いたこと。
まとまりは…皆無だ!!(歌舞伎中丸さん風

 

まずは、私の赤西さんへの印象。

 

私は、赤西さんのファンではない。
印象を言ってしまえば、脱退前にみたトンボ眼鏡……である。
ごくせんは見てたし、物凄く人気があるのもわかってた。
私も若かったので、ごくせんのイメージがついたし、デビューもつんつんしててこわいと思ってた。
綺麗な顔してるし、デビュー前後にたまに笑顔も見えて、可愛い顔してるなとは思ってた。

 

留学でいなくなった時、何してんだ?くらいに思った。
自由というか、若いとはいえ仕事はKAT-TUNはいいのか?
と思った。
友人から派閥の話は聞いていたし、厳しい事務所ということは知ってたから
赤西さんはこの自由さ大丈夫か?と思ってた。
ちらっと考えるくらいでさほど興味はなかった。

 

帰ってきたら、というか私が久々に目にしたら
何か変な人になってた。変な眼鏡ーって。

 

それから、脱退の話を聞く。
多少びっくりした。
まあなんかやる気なさそうに見えたし、事務所も合わなかったんじゃない?
事務所も狭かったんじゃない?くらいにしか思わなかった。
それでも、私の思い違いかもしれないが、
いなくなる前に赤西さんが全く笑わなくなってたことは心に残っていた。

 

結婚は、勝手にしろと思うが
留学も、脱退も、結婚も仕事は1人でやってるわけじゃない。
そこかしこにかかる迷惑や損害は考えろと興味ないなりに苛立った。

 

と思ってて、ソロ始まっても、話はあまり聞かないし興味もなかった。
たまにネットでみて、何か頑張ってるんかー相変わらず綺麗な顔と思った。

 

ファンでもなかったから、別に赤西さん相手にもKAT-TUN相手にも何の感情もないと思ってた。
10Ksのビデオクリップで赤西さんの笑顔を見るまで。

 

3月22日、CDの受け取りついでに、お祝いのケーキを買って帰宅。
ビデオクリップをすぐに見た。

 

わー懐かしい!めっちゃ流れてたよなーめっちゃ見た記憶があるー
わー6人いるわ!多く感じる!と思った。

 

……やっぱり赤西さん亀梨さんの画割り多いよなー
綺麗な顔してるな、綺麗だな……

 

とちょっとセンチメンタルみたいな気持ちになり、
画面に綺麗な赤西さんの笑顔。


撮影だから、メンバーに楽しく話してるような本当の笑顔ではないのかもしれない。

でも、とても綺麗に笑ってるように見えて、
なんでだかわからないけど、本当に、号泣という号泣をした。
充電を知った時もびっくりすぎて涙は出なかったのに。
こんなに泣くなんて、いつぶりだろうと言うくらいの号泣だった。

 

気持ちとしては、
笑ってる…綺麗な顔して笑ってるなぁ…
笑えててよかった、KAT-TUNの中で笑ってる時間が確かにあった
とか、そんな感じに赤西さんが笑ってるとこに安堵した。

 

赤西さんがいなくなっても、そこまで興味あったわけじゃないから、
自分の中に彼に対する大きな感情はないと思ってた。
彼で心が大きく動くことはないと思ってた。

 

だから、赤西さんをみて、笑ってるのをみて、泣くなんて思わなかった。
こんなに、気持ちを揺さぶられるなんて思わなかった。

 

あの日、6人が確かにそこにいて
世間から色々言われたり、仲が悪かったりしても
確かに笑って、たくさん歌って、たくさん愛されてたんだね。

 

あの頃のKAT-TUNの勢いや気概を
10年経ってようやく少し理解したかもしれない。
覚悟、という面では今の方が何倍も強いが、その頃の精一杯の覚悟も感じた気がした。

 

KAT-TUNに今ハマったことも好きになったことも後悔していないし、
今だからこそ意味があるのはわかってるんだけど、
叶うなら、もう少し赤西さんのこと知りたかったかもしれない。

 

私がチラ見してたKAT-TUNには、必ず亀梨さんか赤西さん、もしくは両方が画面にいた記憶が多い。
実際人気もすごかったんだろう。注目されていただろう。
あまり興味のなかった私の心にも、引っかかり続けてたくらいだ。
きっと友人と母のお陰だろう、私の青春の1欠片に実はKAT-TUNも少しいたんだ。

 

心のどこかにあった何かが、自分でもよくはわからないが溢れてきて
この6人で、「KAT-TUN」でよかったと泣いたんだろうと思う。
KAT-TUNが生まれてきてよかった、この6人で始まってよかった
今、好きになれてよかった。
きっと、赤西さん亀梨さんというシンメがなくなってしまったことも
知らず知らずに残念に思っていたのかもしれない。
その気持ちを知ることができて、よかった。

 

とても、好きやよかったという気持ちにあふれた号泣だった。
実際、笑ってる。よかった。と言って泣いていて
自分でも少しこわい。家に人がいない時で思い切り泣けて、よかった。笑

 

私には、許す許さないの問題ではない。
何が変えられるわけでもない。
でも、確かにあの瞬間、あの場所に存在してくれていたことが、
私には嬉しくて、価値のあることだった。
6人、5人、4人のMVをつけてくれたKAT-TUN、事務所、関係者に深くお礼を申し上げたい。
私の人生の数ページに、確かに歴代のKAT-TUNが存在し、
皆いい笑顔でいたことが、どんなに嬉しいか。

 

赤西さんに残って欲しかったと思わないわけでもないが
そしたら今のKAT-TUNの形ではないだろう。
聖さんも田口さんも同じで、
そのままなら、もしかすると、

私はKAT-TUNを好きになる人生ではなかったかもしれない。
でも、様々なことが起きて、今私がKAT-TUNが好きすぎて泣いているのも
それはそれで運命なのだろうと思っていたりする。

 

もしも神様がいて、過去を変えられても、きっと好きになるタイミングは
今この瞬間だったのだろう。
私は、昔から考えているが、過去を変えたって
現在立つ位置はそう変わらないだろうと思う。
他人の心はそう簡単に変えられないし、この道は自分で選んで歩いて来た道だから
私が私である以上、好きになるタイミングはここだった。
今好きになったことに、大きな意味があるのだろう。


精一杯、充電完了するまで、してからも
3人のKAT-TUNを応援していこうと、
この号泣と10Ksライブで思えた。

 

赤西さんにも、聖さんにも、田口さんにも
幸せでいて欲しい。
でも、3人の人生を構築する中の大部分にKAT-TUNがあるはずだから
たまに振り返って、気にかけて欲しいなとかも思う。
ずっと、誇りに思っていて欲しい。

 

それぞれの人生を賭けて道を違えたわけだから、
幸せにならないと許さないからな!と思う。
もちろん、亀梨さん上田さん中丸さんも、幸せにならないと許さないから
全員に、ちゃんと幸せを掴みに行って欲しい。
残った3人の幸せが、夢が、ファンやKAT-TUNと同じだと嬉しい。
でも、1人の男性としての幸せも願う。ちょっと複雑。

 

きっと今、誰かに
あの頃は楽しかったかい?今は幸せか?
と聞いて
大変や辛いはあったけど、楽しかった。と
いま、色々あっても幸せだ。と
言われたら、また号泣することだろう。

 

疲れたら休んでいいから
どうか、胸を張って、歩き続けてください。
貪欲に、幸せになろうとしてください。
大切な人を大切にしてください。
自分も大切にしてください。
楽しい時は思い切り笑っていてください。

 

他人だから無茶苦茶言うけど、
とりあえず幸せに笑って生きろ!

あとできれば私の視界に入る、応援できる世界にいてください

特に今は田口さん!な!

以上!